
うむ〜女性映画つうのは久々に見たが、つくづくやっぱり性に合わんなあ。
バネッサ・レッドグレーブが死にそうになったので、ナターシャ・リチャードソンとトニ・コレットの娘たちが看取りに来て、母親である自分とレッドグレーブを重ねて感慨にふける現在のパート。レッドグレーブの回想で若かりし頃のレッドグレーブことクレア・デインズのひと夏の恋物語が過去のパート。
映画脳で考えると現在のパートと過去のパートは本質的に同じドラマであるべきじゃないかなと思うが、本作の場合、母親として生きることを再び決意する物語と女として生きる恋物語つうのはあんま符合しなかったりするのがどうもね。僕はただでさえこの手のジャンルは倦厭しているので斜に構えすぎてるのかもしれんが、どうもくえんなあと思う。
キサマ鉄骨でも入っているのかみたいなクレア・デインズの面構えも哀しいし、ゲストのベテラン陣(メリル・ストリープ、グレン・クローズ)の出演もそんなうれしいものではなかったが、奔放なレッドグレーブのDNAを多めに受け継いだという設定のトニ・コレットは、キャラがにじみ出るような感じでよかった。たしかにこの人、普通にフラメンコとかやってそうだからなあ。
実録犯罪アクション、なのかなあ。レコメンによると、オーストラリア メルボルンで実際に起こった組織犯罪だというのだが、ソースはimdbらしい。どんなにググってもこれに該当する事件は見あたらないのであった。
それで本作はV撮りなのだが、本作で活躍するレイザー・イーターズなるギャングが犯罪行為をDV録画しているという設定で、さながら『バム・ファイト』みたいなエクストリーム系アングラビデオを観てるような気分。「JFKはこういった、犯罪は国家の成熟度に比例するとな! おめでとうオーストラリア!」と訳の分からぬ演説をして、グラインドコアなBGMをバックにAKやショットガンで家具を木っ端みじんにしまくるシーンは感動的だ。
また、社会の腐敗を一掃するといいながらシカトしたとかなんとか高校生レベルの因縁付けで社会人をパニッシュしまくったり、「レイザー・イーターズ」とロゴをいれたチームTシャツを作って大はしゃぎしたり(そのクセチームのだれもそのTシャツを着ない)、中二病を煩ったギャングのドキュン極まりない素行も魅力的。
やがて政治家やスポーツ選手を誘拐して制裁を加えるということになるのだが、そのアメコミみたいな自警団妄想が横溢する冗談みたいな展開に、実録ってウソくね? と頭を抱えてしまうという寸法だ。そういうキナ臭さも含めてちょっと楽しい映画だったりする。
こんにちは!
みなさんご存じの通り、芸術は爆発なんですね。だから必然的にゲージュツ屋さんは頭の中が爆発したりひでぶするのは、職業病なんですね。
森の中の芸術家の人は特に爆発してなかったのですが、「オレはゲージュツは生ものジャー」と、生きた人間を使ってあっちでコンコンこっちでコンコンと彫刻を作っているというのですから、ホント、サイコ野郎です。そんなサイコ野郎でも芸術家ですからパトロンは付いてます。しかし、パトロンの人は彫刻に励む芸術家の後ろに立っては「ウンウン、マニーのかほりがするざます。これで大金をボンジュールざますよ!」とかまびすしく急かしますので、芸術家さんはストレスがたまってきます。おまけに芸術家さんはスノッブが嫌いだったので、ある日キレて「キサマは大名開きのゲージュツの刑ジャー」とあれよあれよという間にパトロンの人をほっけの一夜干しみたいにしてしまいます。
ちょうどその頃、目が見えない萌え萌えする女の子が森をさまよっていまして、なんとなく芸術家の人のアトリエに侵入してきます。人間彫刻をあれこれ触って「フニィ、まあ誰ですか、あちらこちらにコンニャクさんを置いた人は」とちょっと萌え萌えする感じでボケています。芸術家の人はサイコ野郎でも所詮は男なので、勝手に萌え萌えして鼻息を荒くしているのですが、その鼻息に女の子が気付きます。
「フニィ、散らかしてはダメじゃないですかあ、プン、プン」とまたまた萌え萌えアクションで芸術家の人を叱ります。すると芸術家の人の目の前に電光が走り、体の異変を感じます。「もうボク(盲目)ダメだ…!」とピロ~ピロピロピロと効果音を出しながらドタマをひでぶします。ちゃんと千葉繁を意識してひでぶと断末魔をあげます。
実は女の子は萌え萌えアクションで文字通り脳をブチ殺す悩殺拳の使い手だったのです。そして某氏より依頼があって芸術家を始末したのでした。目は見えなくとも心は錦とはまさにこのことです。訳が分かりません。
ということで、芸術家気取りは、もうエエ(萌え)ってことですね! なかなかしゃれてます! それでは次回もお楽しみに!