実録犯罪アクション、なのかなあ。レコメンによると、オーストラリア メルボルンで実際に起こった組織犯罪だというのだが、ソースはimdbらしい。どんなにググってもこれに該当する事件は見あたらないのであった。
それで本作はV撮りなのだが、本作で活躍するレイザー・イーターズなるギャングが犯罪行為をDV録画しているという設定で、さながら『バム・ファイト』みたいなエクストリーム系アングラビデオを観てるような気分。「JFKはこういった、犯罪は国家の成熟度に比例するとな! おめでとうオーストラリア!」と訳の分からぬ演説をして、グラインドコアなBGMをバックにAKやショットガンで家具を木っ端みじんにしまくるシーンは感動的だ。
また、社会の腐敗を一掃するといいながらシカトしたとかなんとか高校生レベルの因縁付けで社会人をパニッシュしまくったり、「レイザー・イーターズ」とロゴをいれたチームTシャツを作って大はしゃぎしたり(そのクセチームのだれもそのTシャツを着ない)、中二病を煩ったギャングのドキュン極まりない素行も魅力的。
やがて政治家やスポーツ選手を誘拐して制裁を加えるということになるのだが、そのアメコミみたいな自警団妄想が横溢する冗談みたいな展開に、実録ってウソくね? と頭を抱えてしまうという寸法だ。そういうキナ臭さも含めてちょっと楽しい映画だったりする。
こんにちは!
みなさんご存じの通り、芸術は爆発なんですね。だから必然的にゲージュツ屋さんは頭の中が爆発したりひでぶするのは、職業病なんですね。
森の中の芸術家の人は特に爆発してなかったのですが、「オレはゲージュツは生ものジャー」と、生きた人間を使ってあっちでコンコンこっちでコンコンと彫刻を作っているというのですから、ホント、サイコ野郎です。そんなサイコ野郎でも芸術家ですからパトロンは付いてます。しかし、パトロンの人は彫刻に励む芸術家の後ろに立っては「ウンウン、マニーのかほりがするざます。これで大金をボンジュールざますよ!」とかまびすしく急かしますので、芸術家さんはストレスがたまってきます。おまけに芸術家さんはスノッブが嫌いだったので、ある日キレて「キサマは大名開きのゲージュツの刑ジャー」とあれよあれよという間にパトロンの人をほっけの一夜干しみたいにしてしまいます。
ちょうどその頃、目が見えない萌え萌えする女の子が森をさまよっていまして、なんとなく芸術家の人のアトリエに侵入してきます。人間彫刻をあれこれ触って「フニィ、まあ誰ですか、あちらこちらにコンニャクさんを置いた人は」とちょっと萌え萌えする感じでボケています。芸術家の人はサイコ野郎でも所詮は男なので、勝手に萌え萌えして鼻息を荒くしているのですが、その鼻息に女の子が気付きます。
「フニィ、散らかしてはダメじゃないですかあ、プン、プン」とまたまた萌え萌えアクションで芸術家の人を叱ります。すると芸術家の人の目の前に電光が走り、体の異変を感じます。「もうボク(盲目)ダメだ…!」とピロ~ピロピロピロと効果音を出しながらドタマをひでぶします。ちゃんと千葉繁を意識してひでぶと断末魔をあげます。
実は女の子は萌え萌えアクションで文字通り脳をブチ殺す悩殺拳の使い手だったのです。そして某氏より依頼があって芸術家を始末したのでした。目は見えなくとも心は錦とはまさにこのことです。訳が分かりません。
ということで、芸術家気取りは、もうエエ(萌え)ってことですね! なかなかしゃれてます! それでは次回もお楽しみに!
唐突に処刑宣告を受けたアル・パチーノが、正体不明の犯人と対決するサスペンス。
パチーノは犯罪心理分析医で、連続殺人犯を裁く陪審で証言したばかりだったが、その殺人犯の手口を真似た殺人事件が発生する。凄い眼力を働かせて事件の関連性を調べるパチーノだったが、犯人から電話を受け取り「キサマをあと88分後にぶっ殺す!」という脅しを受けてしまう…その時、パチーノは物凄い眼力を働かせながらひたすら困惑する。
アル・パチーノはホント追い込まれる表現ってできない人じゃないかなと思う。あまりに眼力ありすぎで、罠にはめられ憔悴する男というのがまるで板に付いていない。
まあそれでもいい。報復なのか何かの示威行為なのか意図不明の犯人と知恵比べに指名された名探偵という判りやすい図式ではあるので、ケレン味勝負のフーダニットと考えましょう。
ただパチーノが身を置いてるロケーションがあまりにカナダで安っぽすぎ。これは正直どうかと思う。RHIが量産する2時間サスペンスと同じ背景で演技をやらされるパチーノの絵面って、みてらんない。せっかくのパチーノなのに。