2008.8.15 1:30 AM
ドキュメンタリー。無論、多くのドキュメンタリーが事実以上のメッセージを込めて恣意的に作られている通り、路上アーティストをやっているジイさんの人生をなぞりながら911以降の社会に対して懐疑的な意見を述べるというわけだ。
この老人は広島県出身で、どうもWW2以前にアメリカへ流れ着いたのだが、戦中はずっと強制収容所送りにされたらしい。ま、つまりこのじいさんにしてきた反人道的な弾圧が今日も繰り返し行われているのよ、ちょっとヒドくない? ってわけだ。
実際象徴的にWTCに旅客機が激突するシーンとジイさんが絵を描くシーンをカットバックしたり、政府に対する愚痴をジイさんに言わしたりする「演出」がある訳で、この辺に右翼な僕は鼻白む思いだ。
でもまあ、何に付けてもリアルに主義主張がある人間を観るのは楽しいものだ。年金を頑として拒んで年金事務所の人を困惑させたり、オレの描いた絵は高く売れるぞうとインタビュアーに威張ってみたり、ジイさん、寂しいのかいと抱きしめてあげたくなるのだった。
結局、このジイさんは自分のルーツをたどって強制収容所跡地に行くことにするのだが、その地にいってやることといったら絵を描くしかなかったりする。どこへいっても日常茶飯を忘れないその一貫性は学ぶべきところが多い、とてきとう言っておこうか。
2008.8.12 1:06 AM
こんにちは! いやあ暑いですねえ。
この暑さで脳みそが沸騰しそうですが、気を付けないと脳みそが気化しちゃって鼻からスウ~と抜けていきますので気を付けたいのですが、テキサスのど真ん中には気を付けなかった兄弟がいまして、彼らは大幅に脳をクリアランスしちゃったため他人様をスナッフ・フイルムにしてえ病という恐ろしい不治の病に掛かってしまいましてな、原宿みたいな都会にいっては「ねーねーカノジョー、スナッフにしてやんよ~ついてきな~」と声かけしてギニーピッグのゲットに勤しむのですが、彼らはテキサスのカッペ野郎なので「ヤバイ、クサイ、クソして寝てな~」とかギャルからヤジが飛んでくるわ、おまけにビジランティ・フォースの人たちとかガーディアン・エンジェルの人たちが現れて「おいこのストカー野郎」と因縁を付けられてハエ叩きみたいなものでペチペチやられるわで、彼らは泣きながらテキサスへ戻って、フィギアとかHENTAIビデオとかぎっしり詰まった部屋に舞い戻ってきて、また泣いて、泣いて泣いて泣いて泣いてチンピラは長渕剛なんですが、泣きながら英二さんキックを練習しまして、やったぞこれでヤツらと対等に戦えるぞガンバレニッポン! と自信を付けたところで、フィギアとかHENTAIビデオとかぎっしり詰まった部屋から出て、テキサスから出て、原宿みたいな都会にたどり着いて「ねーねーカノジョー、スナッフにしてやんよ~」と声かけするのですが、やっぱり根本の問題が解決してないので、「ヤバイ、クサイ、クソして寝てな~」とかギャルからヤジが飛んできてビジランティ・フォースの人たちとかガーディアン・エンジェルの人たちからハエ叩きみたいなものでペチペチやられてしまい、さんざん練習した英二さんキックも不発で自分でよろけて自分で倒れるだけなので、また泣きながらテキサスに戻って、フィギアとかHENTAIビデオとかぎっしり詰まった部屋に戻ってきて、また泣いて、もう英二さんとか泣いてチンピラとかしない! と心に誓い死ぬまで引きこもろうと決意するのですが、彼らが夢を叶えてスナッフ・ビデオを作るのはこの数年後でして、しかもこの話はトゥルーストーリーだというので、このウソつき百姓め! と内心さげすみながらも、僕が彼らの功績を讃えスナッフ・フイルム兄弟エピソード1を綴ってみたのですが、まあ要するにですね、みなさん暑さに負けんなよ! ってことですので残暑見舞い代わりに受け取ってください。受け取らないと呪われます。では次回もお楽しみに!
2008.8.7 8:48 PM
実録犯罪アクション、なのかなあ。レコメンによると、オーストラリア メルボルンで実際に起こった組織犯罪だというのだが、ソースはimdbらしい。どんなにググってもこれに該当する事件は見あたらないのであった。
それで本作はV撮りなのだが、本作で活躍するレイザー・イーターズなるギャングが犯罪行為をDV録画しているという設定で、さながら『バム・ファイト』みたいなエクストリーム系アングラビデオを観てるような気分。「JFKはこういった、犯罪は国家の成熟度に比例するとな! おめでとうオーストラリア!」と訳の分からぬ演説をして、グラインドコアなBGMをバックにAKやショットガンで家具を木っ端みじんにしまくるシーンは感動的だ。
また、社会の腐敗を一掃するといいながらシカトしたとかなんとか高校生レベルの因縁付けで社会人をパニッシュしまくったり、「レイザー・イーターズ」とロゴをいれたチームTシャツを作って大はしゃぎしたり(そのクセチームのだれもそのTシャツを着ない)、中二病を煩ったギャングのドキュン極まりない素行も魅力的。
やがて政治家やスポーツ選手を誘拐して制裁を加えるということになるのだが、そのアメコミみたいな自警団妄想が横溢する冗談みたいな展開に、実録ってウソくね? と頭を抱えてしまうという寸法だ。そういうキナ臭さも含めてちょっと楽しい映画だったりする。