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2008.8.9 12:00 PM

リベンジ 極限制裁

リベンジある日トーマスが謎の電話で呼び出される。「お前の息子を殺した男を捕らえたぞ。」トーマスは自宅を襲撃した強盗にひとり息子を殺されて以来、空疎に生きていた。しかしとある筋から「報復を仲介する組織」を紹介される。どうも電話の主はその組織の人間らしい。トーマスは呼び出された倉庫にたどり着くと、顔にずた袋を被せられて縛られている男に気付く。周りを見渡すとドリル、ノコ、釘、ハンマー、拳銃etc.と拷問に使えそうな道具一式。どこからとも無く声が響く。「さあ、その男を好きにしろ」

本作はトーチャー・ポルノの皮を被ったバディ・アクションだ。前半は、復讐に駆られる課程と拷問部屋に残された2人のやり取りが同時並行で描かれる。トーマスは縛られた男を責めながらもこの男は息子を殺した犯人ではなく人違いなのでは? という疑念が起こる。そして自問自答の末、組織の銃が睨む中で、トーマスは縛られた男を解放し2人で拷問部屋から脱出することにする。心理劇からアクションに転じるこのダイナミズムが本作の妙味で、是非本作を手にとって味わってもらいたいとお勧めする。

問題は狭い通路をはいずり回る様子が主になるアクションのバリエーションの無さか。この辺はBテイストとみるかどうかは判断が分かれるところなんだけど、前半のキリキリとしたサスペンスと比較するとちょっと緊張感に欠けるかもしれんね。

でもこの辺助かるのは、縛られた男役のティル・シュヴァイガーのマイケル・マドセンみたいな佇まいと組織の仲介役のクリストファー・プラマーのそこはかとない怪しさ。シュヴァイガーは敵なのか味方なのか分からぬ曖昧さを持ち前の雰囲気だけで伝えているし、プラマーはどうやってもプラマーなのでなんか怪しいよと思ったらやっぱり怪しかった。こういう分かりやすいタイプキャストの配し方が、グッドなB級映画というヤツなんですよ。

作り手もその辺をよく分かっているみたいで、悪党成敗! みたいなとってつけたような後日談をくっつけてとっととエンドロールに逃げ込む、なかなか潔いシメ方をする。アサイラムとかクソ映画を量産するメーカーさんは、この方法論を絶対身につけておきなさい。

2008.8.7 8:48 PM

レイザーフィールド

Razor実録犯罪アクション、なのかなあ。レコメンによると、オーストラリア メルボルンで実際に起こった組織犯罪だというのだが、ソースはimdbらしい。どんなにググってもこれに該当する事件は見あたらないのであった。

それで本作はV撮りなのだが、本作で活躍するレイザー・イーターズなるギャングが犯罪行為をDV録画しているという設定で、さながら『バム・ファイト』みたいなエクストリーム系アングラビデオを観てるような気分。「JFKはこういった、犯罪は国家の成熟度に比例するとな! おめでとうオーストラリア!」と訳の分からぬ演説をして、グラインドコアなBGMをバックにAKやショットガンで家具を木っ端みじんにしまくるシーンは感動的だ。

また、社会の腐敗を一掃するといいながらシカトしたとかなんとか高校生レベルの因縁付けで社会人をパニッシュしまくったり、「レイザー・イーターズ」とロゴをいれたチームTシャツを作って大はしゃぎしたり(そのクセチームのだれもそのTシャツを着ない)、中二病を煩ったギャングのドキュン極まりない素行も魅力的。

やがて政治家やスポーツ選手を誘拐して制裁を加えるということになるのだが、そのアメコミみたいな自警団妄想が横溢する冗談みたいな展開に、実録ってウソくね? と頭を抱えてしまうという寸法だ。そういうキナ臭さも含めてちょっと楽しい映画だったりする。

2008.7.21 7:46 PM

バーサス・プレイヤズ

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こんにちは! えーとですね、最近カラーなブラザーはストリートの掟ですってんてんになるようなんですが、皆さんいかがお過ごしですか? 僕は元気なんですが、ブラックなイザイヤさんという人は、家族を組織にぶち殺されてしまったので元気がないんですよね。

でもイザイヤさんは黒人で屈強なのでめげません。「俺最強メーン」といいながら黒いパニッシャーになって組織の連中の尻アナを狙います。

組織の幹部の中で一番下っ端を捕まえてくるのですが、「テメエYO、家族のYO、仇だYO」といざ銃で脅したりすると、下っ端の人は「あんた、残酷(コク)、仁(ジン)義知らず」とラップしながらニヤニヤするので、テック9でアナルに風穴を開けます。

続いて、ナンバー2のスケベな黒人の人を追い詰めてですね、「テメエYO、死ねYO」とヒップな感じで攻めると、ナンバー2の人はスケベなのでどうもオナニーしまくっていまして「今一刻(コク)腎(ジン)虚寸前」と箸にも棒にもかからないダジャレをするので、イザイアさんは9mmを二丁にしてアナルに墓穴を掘って差し上げました。

まあそんな調子で激戦とラップの結果、いよいよ組織のビックボスとの対決と相成るのですが、このビックボスもどちらかというとラップせずには居られない人なので、「俺の帝国(コク)、尽(ジン)期寸前」といいながら、「ケツを向かい合わせて対ケツだ!」と尻相撲を申し込みます。

で、その結果、イザイアさんは押し出されて負けるのですが、組織のボスは手をさしのべ「俺はYO、おまえのYO、オヤジだYO!」と衝撃の事実を告白します。「ノー!!」と絶叫するイザイアさん、高らかに笑う組織のボス、といったところで死んだはずの家族が現れて「イザイヤよ、私たちはおまえを試したのよ」と告白するので、イザイアさんはさらに驚きます。「そ、そうかメン、俺たち家族で、ブラザーだったんだYOね」と嗚咽混じりにラップします。人類皆兄弟家族、生きとし生けるもの、助け合って生きなければならないのです…。

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2008.2.17 6:43 PM

親切なクムジャさん

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オールド・ボーイ』が男の妄動復讐映画だったら、こちらは女子の妄動復讐映画。刑務所+女の妄動+報復ときたら、はい、さそり。
でも、風味は女性虐待超ハードバイオレンスを楽しむものではなくて、アメリかと疑うぐらい叙情的な妙齢ギャルのキャピを愛でる映画になっていたような、ならなかったような。まあ、面白の重点は不思議チャンネエの妄想なんですが、妄動にかけてはさすが韓国で、エンコ詰め、脳天吹き飛ばし、腕チョンパとカプサイシンパワーがほどよく出たバイオレンスなアクションでした。

サブキャラに韓国らしく一部根本敬キャラが混入。ゴミ屋敷のばばあみたいな鬼女のレズシーンはゲボ慣れした僕ですらゲロしかけたものです。肝心の復讐方法ですが、超有名推理小説●●●●●●●の殺人からパクったようです。しかし、これは復讐三部作のコアに触れる箇所なのでネタは割りません。もちろん韓国なので血みどろになります。個人的には復讐三部作の取りを飾るに相応しい傑作と認定。いちおう、クリスマス向けの映画です。日本はこの季節に大停電のなんとかちゅうのをぶつけてますが、文化的に後進してるんじゃないかと悲しくなります。

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VideoLooser: ビデオ負け犬

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