ボックス

BOXこんにちは!

ただいま空前の純愛ブームなんですが、今の純愛って男のためお水の花道を歩いたりAVに出演してアナルが洞穴になったりエイズを伝染されてカポシ肉腫まみれになったあげく白血病になってつるっぱげになってやがて瀬戸内寂聴みたいに達観するのが主流派なんですが、みんながみんな寂聴になるわけでなく、そこはごく限られた者しか許されない狭き門なので、カウンターカルチャーとして監禁ブームっていうのがあるんですね。

なので、ある禿げたアメリカ人のおっさんがボインちゃんを拉致って地下室の檻の中に閉じこめるのですが、ここから出して出してとせがむたびに、パイ部が檻の間からムギュムギュいって、禿げたアメリカ人のおっさんは辛抱たまらん貯金も貯まらんとか言い始めて、シコりました。

しかし、ズリネタにオパイを使用するのは飽きがくるので、禿げたアメリカ人のおっさんはかなり悩みました。彼の中ではシコり方の探求はタオというべきで求道的かつストイックなものだったのです。「よし、そうか!」と悟った彼は拉致ったボインちゃんを解放すると「もう行きなさい。キミは救われた。」と禿げてるくせに爽やかな感じでお別れをいいます。

そして彼はズボンをズリおろすと「オレは檻をネタにシコる〜」とシコシコしまして、それでも飽きたらずそこにあったシャベルとかつるはしとかランタンとかをみて欲情し、自慰しまくります。その姿を見たボインちゃんは「おお…なんと神々しい…」と尊敬のまなざしで彼を見つめ、ここにオナニー神父とシスターが誕生するのですが、いきなり地下室が崩壊し、二人はカエルのように潰されてしまうのでした。

これが本当の自業自涜なのです。南無阿弥陀仏。

それでは次回もお楽しみに!

仮面ライダー THE NEXT

仮面ライダー THE NEXT 前回の反省点もあってか、こちらの方が当初の目標に近づいたんじゃないかというV3登場編。V3がIT会社社長でヒマを見つけてはデキャンタージュを楽しむというキザ野郎になっちゃっているのに愕然としたが、気になったのはそれぐらい。

いや、よく考えてみたら前作で問題となった点はいっさら解消されてないような気も。ストーリーは説明不足だし、本郷役は黄川田将也で、その線の細さから童貞とか本郷猛、ほんとうバカしとかなじられてるし。

しかし今回は、アダルティな怪奇路線とアクションコンシャスな演出:田崎竜太+アクション:横山誠のタッグでもってして、その粗を補って余りある良さを引き出している。

今回は、冒頭から怪談描写をとばしているが、もう子供にみせる気がないと腹をくくったのか、首チョンパまで用意している。この意外性はかなりのもので、思い起こせば『ウルトラマンレオ』のツルク星人がお父さんの胴体を真っ二つにする回に通ずるものがある。小さいお友達が誤って本作をみたらトラウマになること必至だ。そして乳首、その乳首をオレは見逃さない。女子脱ぎ要員までかり出すサービスっぷりだ。

また、前回と比べてアクションは2割方多めの構成で、しかも独自性の強い殺陣だ。バイクで宙に飛んでトラックをパンチ、車体がよろめくといったやけくそ極まりないアクションは「仮面ライダー」という枠組みで無ければウソになるしやってもらってありがたいことで、ホントいい仕事するよね。

無論、このケレン味あふれるアクションは身体性の高いスタント抜きでは語れず、横山誠が抱えるAAC STUNTSが素晴らしい吊られ仕事をしている。特に、古びた洋館内でのショッカーライダーと1号2号の大立ち回りは、ミニマムながらも4次元殺法連発の目のさえるワイヤーアクションで、Jアクションの新しい方向性を見る思いだ。マトリックスみたいとかいっているヤツは刺すぞ!

仮面ライダー THE FIRST

仮面ライダー First「原点回帰を目指した大人のライダー」というには、うむ〜といった案配だ。考えつく限り列挙してみると

  • 変身シーンがしょぼい。原作漫画でも「マスクを被る」ということになるが、あえて被る必然性を見いだせないところに苦しさを感じる。いや怒りによって珍顔化した素顔を隠すという理由があったんじゃないかと思うのだが、その辺を絵でみせることを略しているので、ライダーはイケメンのままだったりする。
  • 本郷猛がイケメンすぎる。一文字隼人は74年のTVシリーズでもやや昼行灯的性格なのでホスト面のエッチマンというイジリ方をしてもよいかなあと高野八誠には合格点が出せるが、本郷猛は藤岡弘、の別名なので線の細い黄川田将也にやらせるというのは誰も納得できないと思うぞ。ちゃんとフジツボとか食べて肉食って血を濃くしなきゃなあ。
  • ストーリーの破綻。よくも悪くもプロデューサーの白倉伸一郎だが、今回はテンションが維持しにくい構成をとっているので、話の雑さが激しく気になる。緑川博士のキャラクターを省略してしまったので、ルリ子さんと1号2号の三角関係に収れんしたのメインストーリーも底浅でよろしくないが、コンパクトになった本編とはあまり呼応しないサイドストーリー、コブラ男とへび姫メドウサの悲恋つうのは本当に必要だったのか、白倉伸一郎に問いただしたい、一晩かけて。原作は色恋抜きにしても結構語るべきところ多かったと思うよ。
  • 余計なにぎやかし。つってもこれに関しては、喜ばしいところもあるので不問にしたい。ウェンツはとりあえず「こうだすのか」とややサプライズ的取り扱いなのだが、そもそも不要なエピソードの主幹キャラなので可哀想だが要らん子。宮内洋と故・天本英世の登場は大人の観客に対するウィンクとして有効かな。

デッド・ホスピタル

SOVIAこんにちは!

ネコのタマ4とか今日フのみそ汁とか、世の中にはされるとおっかない怪談とか都市伝説がはびこっているのですが、ドイツ在住の看護士ゾフィアさんは交通事故にあって以来、アイシーデッドピーポーな6センスを発揮するようになってしまいます。

ゾフィアさんのカレシは、不思議ちゃんが好きなタイプなので正直悪い気はしなかったのですが、ゾフィアさんが「ねえねえ、アナタの後ろにいるわよ」とか「やだやだ、こっちをみてるわ」とか日常茶飯事365日寝ても覚めても夢の中でも宜保愛子が廃墟病院を彷徨うようなコメントをしまくるのでウンザリしてきます。

「ゾフィア、もう耐えられない。別れよう。」とゾフィアさんのカレシは切り出しますが、窮したゾフィアさんは「いや〜ん、あなたのイボイボチンボ無しでは生きていけない〜!」とシャウトして手にした文化包丁でゾフィアさんのカレシを滅多刺しにします。

こうしてゾフィアさんのカレシははわらたをぶちまけて死んだのですが、当然化けて出ます。「おいおい勘弁してくれよ〜」とゾフィアさんを問いただしますが「だってあなたが悪いんでしょ〜意味分かんない」と逆ギレします。

そう押されると、ゾフィアさんのカレシは幽霊のくせに弱気だったので折れてしまいます。「分かった分かった食事をおごるから機嫌を直してよ」と申し出ますが「ちゃんとしたフルコースがある店じゃなきゃだめんだからね!」とゴリ押しの一手で迫るゾフィアさん。

そうくるとゾフィアさんのカレシはニヤリとして、してやったりとした顔をして言い放ちます。

「これが本当のお前を振るとゴースト(フルコース)でござい!」

すいません、きょうはなかなか降りてこなかったのでこんなオチしか思い付きませんでした! 明日は絶対、ぜ〜ったいホームラン打ちますんで許してつかわさい! それでは次回もお楽しみに!

ボーン・ドライ

ボーン・ドライ砂漠というロケーションのよさと2大「仕事なんてえらばねえよ」的傭兵俳優のセットでなかなかお買い得感のある1本。

家路を急ぐ1人の男。今日も何事もなく終わった、そう思った矢先、謎のガンマンの男に昏倒され拉致される。気づけば砂漠のど真ん中で縛られている。ワタシハダアレ、ココハドコ? てな感じでおっぱじまる監禁スリラー。今風にいうならソリッド・シチュエーション・スリラーってかい。

本作のユニークな点は、砂漠が密室環境として有効に機能している点で、唐突に地獄の責め苦を味あわされる不毛さ、理不尽さが、ただ太陽と砂しかないシチュエーションにマッチしている。また、砂漠って誰が撮ってもいい絵になるからね。どのシーンも砂漠の広大な何も無さを捉えていて素晴らしい。

また、虐げる側の提供する無意味と思われたゲームの数々が実はそれなりに筋が通ったものであり、これにより虐げられる者虐げる者2者の立ち位置が逆転しまう説話的トリックが魅力的。いや、多分キャスティング如何では怒るかもしれんが、この2者役がそれぞれルーク・ゴスとランス・ヘンリクセンでしょ。どちらも平等に怪しいのがいいよねえ。

脚本・監督はブレット・A・ハートという新人。これが長編第1作目。才気というものが感じさせるまでには至っていないが「砂漠でやればいい」という着想が出来る点で、将来喰っていけそうな有望株のような気がする。