2008.8.15 6:45 PM

ブライド

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ブライドこんにちは!

みなさんブライドというと何を連想されますか? なんか音引きを付けて玄田哲章声でしゃべると「ブライドー!」って感じでなかなかセクシーなのですが、小学館の国語辞典とか紐解くと花嫁という意味らしいですよ! 知らなかった自分にびっくりです、ワオッ!

そういう僕はとってもウザいんですが、ヘザーさんという新婚ホヤホヤの新妻がですね、お姑さんをウザったく思っていたのですね。「おかあさま、タカアキさんはワタクシのことをふっか〜く愛していらっしゃいますのよオホホ」大見得きったりとかあんなこととかこんなこととか色々お姑さんをイジめます。当然お姑さんは、いつかこの鬼嫁、手足をむしり取って、自分で喰わせて、そこで出てきたウンコを喰わせてやらあ、永久機関ってヤツだ! と内心恨んでいました。

で、ある日積年の恨みを晴らすときが到来しまして、お姑さんのリベンジが始まります。ヘザーさんを縛り上げて散弾銃を突きつけると「やいやいこのクソアマ、この怒りのスターバーストを食らわせてJFKみたいにしてやらあ」と意気込むのですが、ヘザーさんも昔は関東を制覇した暴走族・無頼怒(ブライド)レディースの副バンまで登り詰めた人なので、気合いでは負けていません。「うっせー、この干からびオッパイ! たらちね! テメエの余命はあと数秒だ!」と威勢を張ります。

ちょうどそのころ旦那さんが帰ってきまして、まるでタランティーノみたいなシチュエーションに驚きます。しかし旦那はKYかつ変態なので「おかあさん、ヘザー、これなに?」とニヤニヤし始めて「くすぐるの? くすぐるのかい? くすぐるんだね、ね、ね」とかなりキモい感じでにじり寄ってきて、ヘザーさんを目も当てられぬようなおさわりをしまくります。

その見苦しさに耐えかねお姑さんは「このクソガキ、スキャッターブレイン!」と怒りのスターバーストをカマし、旦那さんの脳梁をJFKより広い範囲でまき散らかすのでした。それを見たヘザーさん「あんた、なかなかやるな…」としばらく沈黙し「…おみそれしました、あなたひょっとして…」と何かを悟りました。

するとお姑さんは「やっと判ったか、アタイは無頼怒の初代総代、テキサスお蝶や!」と着衣の裏地の昇り龍を見せます。こうしてヘザーさんはひれ伏し、二人は木更津までバイクで駆って、今夜はミッドナイト伝説を再び実現するのでした。

1:30 AM

ミリキタニの猫

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THE CATS OF MIRIKITANIドキュメンタリー。無論、多くのドキュメンタリーが事実以上のメッセージを込めて恣意的に作られている通り、路上アーティストをやっているジイさんの人生をなぞりながら911以降の社会に対して懐疑的な意見を述べるというわけだ。

この老人は広島県出身で、どうもWW2以前にアメリカへ流れ着いたのだが、戦中はずっと強制収容所送りにされたらしい。ま、つまりこのじいさんにしてきた反人道的な弾圧が今日も繰り返し行われているのよ、ちょっとヒドくない? ってわけだ。

実際象徴的にWTCに旅客機が激突するシーンとジイさんが絵を描くシーンをカットバックしたり、政府に対する愚痴をジイさんに言わしたりする「演出」がある訳で、この辺に右翼な僕は鼻白む思いだ。

でもまあ、何に付けてもリアルに主義主張がある人間を観るのは楽しいものだ。年金を頑として拒んで年金事務所の人を困惑させたり、オレの描いた絵は高く売れるぞうとインタビュアーに威張ってみたり、ジイさん、寂しいのかいと抱きしめてあげたくなるのだった。

結局、このジイさんは自分のルーツをたどって強制収容所跡地に行くことにするのだが、その地にいってやることといったら絵を描くしかなかったりする。どこへいっても日常茶飯を忘れないその一貫性は学ぶべきところが多い、とてきとう言っておこうか。

2008.8.14 7:04 PM

ザ・カウントダウン 地球大戦争

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リベンジこんにちは!

むかしむかし大昔のロンドンで、タコタコ星人さんがいまして「よっしゃ、宇宙船地球号を乗っ取るチャンスですな」と華麗に地球侵略しにきまして、ハンマーを振るってトライポッドを建造するのですが、ちょっとのどかな感じに、雅を嗜むロンドンの紳士淑女のみなさんは「ほほほ、宇宙人さんそっくりのトライポッドじゃ。風流じゃのう」と牧歌的に感想を述べています。

その余裕綽々っぷりにタコタコ星人さんはキレまして、な、なにお! とちょっとくやしいと思います。そこでさらに速いピッチでがんばってがんばって、がんばったあげくトライポッドを完成させるのですが、ちょっとした風が吹いてトライポッドが横転し、下にいた見物人たちが下敷きとなって大惨事となります。

ついさっきまで殺る気マンマンだったタコタコ星人さんでもさすがにヒドいと思い「ご…ごめん、ですな」と謝りますが、普段は紳士淑女でもブルータルなロンドン市民は黙っていません。「いてまえ! このタコ茹でてナマスにしたれや」とまるで関西人みたいに襲いかかってタコタコ星人をフルボッコにし、タコ足を全部もいでしまいます。

しかし伊達に地球侵略に訪れたタコタコ星人さんではありません。「足なんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです、ですな!」というと自らが回転し始めました。もの凄い回転です。超高速です。グルグルグルグル! グルグルグルグル! グルグル、ゲルググってMS世代はこれだから困るのですが、やがて回転の勢いが落ちてきました。

「ハレホレヒロ、目が回りましたですな…」とすっかり目が渦巻きになったタコタコ星人さんは浜に打ち上げられたクラゲのようにへたれてグッタリしてしまいます。それをみたロンドンの紳士淑女のみなさんは、いいおもちゃができたぞといわんばかりに、タコタコ星人を飛ばせて回転させて遊ぶのでした。

これが後のフリスビーとなります。

それではまんがはじめて物語、次回もお楽しみに!

2008.8.13 1:52 PM

GSG-9 対テロ特殊部隊

『GSG-9 対テロ特殊部隊』やっと全部見終わった。

実際のGSG-9という特殊部隊は位置づけとしては日本でいうところのSSTに近いもんなのかな。軍に対してアレルギーのあるところでの、微妙な立ち位置の特殊部隊といった感じなのな。このドラマでは、ベラルーシやコソボなど海外出張もするのが珍妙に写るが、軍人じゃないから海外派兵にならんというは国境警備隊という準軍事組織ならではの立ち位置が可能にするマジックだろう。ま、西部警察が瀬戸内海で漁船を爆破したり、もっと古いところいくとワイルド7がベトナムいったりする、所轄や国境に対してはかなり大らかな我が日本国民にとってはどうでもいいとする。

それで、『GSG-9 対テロ特殊部隊』はイケメンとかトルコ系移民とか背か高いだけでキャラが立たないバカとか、個性にムラがあるチームを、サイモン・ペグを10ぺん殴打したような面構えのチームリーダー(声の出演:小山力也。ジャックなんとかと同じ調子なのでかなり混乱する)がシキりながら、いろんな国が地続きのドイツらしいテロ・犯罪に立ち向かうという趣旨だ。

対テロドラマつうとオレはジャックバウアーなんだか、『GSG-9 対テロ特殊部隊』の場合、如何せんドイツだけあって相対的にライトでほどほどなのが魅力。

エアフォースワンを撃ち落としたり核爆弾がロスで爆発したりいきつくところまでいった『24』よりも、アクチュアルな事件が起こるこちらの方が牧歌的でいいかもしれん。ただ、隊員たちの家庭の事情ドラマはかなり不必要で、チームリーダーの奥さんがGSG-9メンバーの兄弟と不倫なんていうメロドラに呆けてしまう。

ということでこれから13エピソードのうち、「つまみ観するならこの3エピソード」ということで、ホームドラマ的要素が削ぎ落ちてくる後半戦から僕が強引に選んでお勧めしてみる。

オレは全部みたけど忙しい方のために『GSG-9 対テロ特殊部隊』つまみ観するならこの3エピソード

GSG9-e7第7話:GSG-9が家族ぐるみのテロリストと対決する話。うん『24』シーズン4と同じなんだ。ごめんな。この家族は学生運動くずれでドイツ赤軍の闘士なんだが、家族の中に年頃の娘がいて、父親のいうことを聞かずアンチ反社会に目覚めるという、普通の精通直後の厨房とは真逆のドラマが展開される。社会がヤダというより両親がヤダなんだよな、反抗期って。無論、アナーキズムを前提にした家族愛も崩壊し、結果的にこのテロリスト一家は救われない。テロも治安維持も家族も、時と場合によっては人を幸せにしないことを描いた好エピソード。

GSG9-e9第9話:GSG-9候補訓練生が自衛隊レンジャー部隊も泣きながらやるという山岳訓練で迷子になるが、それをつけ狙う謎のスナイパーがいて、ひとりひとり候補訓練生を射殺。これを阻止するべく現役GSG-9チームが山狩りを開始。仲間が殺されていなくなっても棄権したものと誤解する勉強マシーンと化した候補訓練生たちと何とか全員救いたいGSG-9、そして何とか全員ぶち殺したいスナイパーの三つどもえの追撃戦が、冒険小説的妙味となっている。ただし45分の枠内でこれをやるので、ドラマ的食い足りなさも残る。

GSG9-e11第11話:ボールペンに仕込まれた液状爆弾で未曾有のテロを引き起こそうとするテロリストVS GSG-9の巻。このテロリストは旧東ドイツの警官でドイツ統一でリストラされたという設定も泣かせるが、最後にボールペン爆弾をどこにしまったかというくだりは哀れ極まりないものがある。テロリストの孤独さとダークサイドに触れた佳作エピソードで、どうしても1本だけのつきあいで勘弁という向きには、正直このエピソードだけで十分かもしれんね。ちなみにテロリスト役の声の出演は中博史。耳をすませば、ジャックとビル・ブキャナンの対決が楽しめるということで、一石二鳥なのである。

2008.8.12 11:06 AM

メガスネーク

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メガスネークアヴィ・ラーナーが大作を手掛けながらも細々と続けるNU IMAGE怪獣シリーズ。もうタイトルからしてなんだが、当然、大蛇が人を襲う映画です。もうこれぐらい臆面もなく直球だと面倒がなくていいよね。

それで、ここんところNU IMAGEとべったりのティボー・タカクスが職業監督モードでメガホンを握るのだが、こなれた脚本が幸いし、今回は正解だ。

このいわくありのヘビに対して3つの禁じ手を行ったらエラいことになるぞ! といってるそばからあれよあれよという間に戒律破りのヘマをやらかすという、忌憚のない『グレムリン』のパクリ。ドンドン獲物を大きなものにシフトさせていく大蛇の、いきものの成長の記録。なんか怪死事件が続発するけどお祭りは今年もやりますといって大惨事に突撃という、お馴染みの展開。こんなどこかで観たやらパクリやらを積み木のようにテンポ良く積み重ねるモンスター映画の醍醐味が本作にはある。こういう芸当はやっぱり職人監督の手でやらなくてはならない。

陳腐さをふまえながらもなかなか珍しい見せ場やキリングシーンも控えており、ケイジャンがAチームみたいに身の回りの物で改造した武器で大蛇を追撃したり、カーニバルのカートに乗る人間を一気に躍り食いにしたりと、過去にケレン描写の追究を行ったタカクスの成果が着実に表れている。

VideoLooser: ビデオ負け犬

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