ロックに生きた青年が兵役に就きアフガンで戦うが、あっさりゲリラに捕らえられる。そこで彼らの生活に触れ、ゆくゆくは青年は爆弾を抱えてソビエト兵に立ち向かう。
あらすじだけ聞くとまるで『レッド・スコルピオン』みたいな反共アクションみたいだが、実際のところロシア版『僕の戦争』だったりして。なんというか反共ではなく反戦コメディだ。青年の拘束からリアリズムからホラ話へとシフトし、青年もまたターバンを巻きヒゲを生やしてゲリラとなり、世界ウルルンなんとかみたいな話になっていく。
でも反戦なので、青年はテロに走り半ば強引に悲劇的結末を遂げる。このなんとも不可思議なリアリズムは『炎628』等かつてのソビエト映画にあったスローで暗いユーモアと同種で、その手の映画に見慣れていない人には、コメディとして消化し辛いものがある。
