ザ・カウントダウン 地球大戦争
むかしむかし大昔のロンドンで、タコタコ星人さんがいまして「よっしゃ、宇宙船地球号を乗っ取るチャンスですな」と華麗に地球侵略しにきまして、ハンマーを振るってトライポッドを建造するのですが、ちょっとのどかな感じに、雅を嗜むロンドンの紳士淑女のみなさんは「ほほほ、宇宙人さんそっくりのトライポッドじゃ。風流じゃのう」と牧歌的に感想を述べています。
その余裕綽々っぷりにタコタコ星人さんはキレまして、な、なにお! とちょっとくやしいと思います。そこでさらに速いピッチでがんばってがんばって、がんばったあげくトライポッドを完成させるのですが、ちょっとした風が吹いてトライポッドが横転し、下にいた見物人たちが下敷きとなって大惨事となります。
ついさっきまで殺る気マンマンだったタコタコ星人さんでもさすがにヒドいと思い「ご…ごめん、ですな」と謝りますが、普段は紳士淑女でもブルータルなロンドン市民は黙っていません。「いてまえ! このタコ茹でてナマスにしたれや」とまるで関西人みたいに襲いかかってタコタコ星人をフルボッコにし、タコ足を全部もいでしまいます。
しかし伊達に地球侵略に訪れたタコタコ星人さんではありません。「足なんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです、ですな!」というと自らが回転し始めました。もの凄い回転です。超高速です。グルグルグルグル! グルグルグルグル! グルグル、ゲルググってMS世代はこれだから困るのですが、やがて回転の勢いが落ちてきました。
「ハレホレヒロ、目が回りましたですな…」とすっかり目が渦巻きになったタコタコ星人さんは浜に打ち上げられたクラゲのようにへたれてグッタリしてしまいます。それをみたロンドンの紳士淑女のみなさんは、いいおもちゃができたぞといわんばかりに、タコタコ星人を飛ばせて回転させて遊ぶのでした。
これが後のフリスビーとなります。
それではまんがはじめて物語、次回もお楽しみに!
