バトルフィールド TOKYO
うそおおげさまぎらわしいで有名なアサイラムによる『クローバーフィールド』便乗作品。
とはいっても、その他のアサイラム作品と比べて頭ひとつ話題性が抜きんでていたようで、普段のアサイラム作品を知る人でも
- 舞台が東京
- 以下の予告編が煽る通り、手持ちDV風の画調がいつもの特撮・作劇のチープさを隠してくれるはず
という2点セットでワクテカっていたはず。で、つい先週アルバトロス・ネクシードレーベルでリリースと相成ったのだが、いやあ凄いね。舞台が東京つうのはウソ偽りなしだが、どんなにドキュメンタリー風にしてもいつものアサイラムだ。ヘタクソだ。相変わらずやる気がない。
台詞のある日本人のほとんどが日本語ヘタクソつうのも凄いが、怪獣が大暴れしているというのにメインでフレームインしている人以外は、普通に歩いちゃっている。緊張感もなく、逃げ惑う様子も騒いでいる様子もないんだな。
このあまりに真摯さに欠ける映像作りはさすがアサイラムだと逆に関心してしまう。手持ちDVでフィクションという手法は、ウソを真に迫ったものにするためのテクニックであるはずだが、そんなテクを駆使してもサボりたい、ラクしたい、てきとうでいいじゃんというナアナアさをまったく隠せてない。つうか隠す気がない。人をナメきったこの豪胆さはほかの映画人が学ぶべきところなのかも知れない。いちユーザーである僕としてはまったく評価しないが。